2024年3月27日水曜日

延期だ延期だ、ちぇ。でも、たのしー!

本当は3月中に配信活動を始めたかったのだが、回線の事情で4月中頃まで延期。

とはいえ1Gbps契約の光回線が上下10Mbpsしかでないという地獄のような環境が改善されるので、先々を考えればオケオケオッケーなのである。
しかし、よくその環境で配信なんかしようと思ったな。

3月に入ってから、完全に無職になることに成功し、コンカフェ通いもやめてしまったので、最近はひたすらデジタルお絵描きの練習などをしている(あとはブルアカ)。
これは配信用のアバターを自分で作ろうと思ったのがきっかけなのだけれど、10年絵筆を持っていないと、はっきりいって何も描けなくなっていた。

正確に言うと、描けなくなったというより、道具の使い方を忘れているという感覚。
例えば美少女キャラクターを描くにしても、昔の5倍は可愛く描けるようになっていた。なーんにもしていないのに。
ただしイラストとしては下手くそになっている。
シンプルに、昔より女の子が好きになったのかもしれないし、フェチが増えたのかもしれない。知らんけど。
ともかく、そういった理由で、昔より自分に可能性を感じている。たのしー。

今年は1年間、本当にやりたかったことを全部やろうというのが目標なのだけれど、
絵や配信のほかにも、銀粘土やギター、旅行、釣り、食べ歩き……やりたいことが無限にある!
ブルアカもそうで、流行りのゲームにハマれるなんて10年以上ぶり!楽しい!
人から見たらくだらないことを、めちゃくちゃたくさん、かつ怠惰にやっていこうの1年である。

少なくとも十数年ぶりに、朝が来るのが辛くないのがうれしい。

2024年3月12日火曜日

これからの「残念LINE」の話をしよう

 ぼくが「残念LINE」を名乗り始めて、17年経ったらしい。

これはぼくが「こうや」として生を受けてからの、ほぼ半分を占めている。


17歳だったぼくは、友達に誘われて「ゲーム実況配信」なるものに触れることとなった。

初めて見た配信が「地球防衛軍3」の実況だったことは、今でも思い出せる。

襲い来る蟻に翻弄される配信者と、それに対して書き込まれるコメント。

配信者がリアクションをとれば、呼応して加熱するレスポンス。

妙にか弱い男性配信者の声が癖になり、ぼくらは分厚いモニターの向こう側に思いを馳せ、その映像にかじりついた。

当時はYouTubeLIVEはおろか、ニコ生だってなかったので、その様は新鮮で斬新で鮮烈で、毎夜興奮していたのを覚えている。

「これ、自分たちでもやろうよ」

ADSL回線に繋がったロースペックのパソコンを前に、ぼくと友達が「面白いこと」を始める決意をするのに時間はかからなかった。


ぼくはネーミングセンスがなかったから、当時組んでいたバンドは「コッテリ☆牛角煮丼」だったし、思いつくハンドルネームと言えば「モンジョルノ田中」だとか「肉厚亭ゲッソリ骨襦袢」だとか「星野又滝」だったが、これらはすべて友達に却下され、

部屋にあったギターアンプのメーカーから拝借して、ぼくは「LINE」友達は「VOX」と名乗ることにした。

その後間もなく、ぼくの人生における十字架である「残念」の枕詞がくっついてしまうのだが、ともかくこれが「残念LINE」誕生の瞬間である。


あれから17年が経った。

東京に夢を見て、北海道へ逃げ帰った。

ホームレスにもなったし、親も家族もいなくなった。

営業マンにもホストにもなったし、結婚も離婚も経験した。

そして今、膨大な暇と何かをしたい気持ちだけ燻り続けている。


というわけで、僕は残念LINEをもう一度やってみようかと思っている。

特に決意表明というわけでも、告知というつもりでもないけど。

このブログ自体十年は更新していなかったので、もはや見ている人はいないと思うし。

ただなんとなく、やりたくなったからやろうというだけ。

17年経って、やりたい遊びが17歳のころとおんなじって、やりなおしみたいで、ちょっとエモいなーとか、ちょっとだけ思ったけどね。ちょっとだけね。えへへ。

別におじさんがyoutubeやらtwitchやらやってるの、いまや良くあることだし、一大決心するようなことでもないんだよなー。いい時代。


というわけで、活動18年目を迎えるベテラン新人、今月下旬から来月頭にかけて、デビューしなおします。

どうぞよしなに。